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検査
表面に開口したきずに浸透液を浸透させた後、現像液を塗布することにより
きず内部の浸透液を吸い出しきずの大きさや形状を調べる試験方法です。
汚れや錆、埃は浸透液のきずへの浸透を妨げるため、表面の油脂、汚れ等を除去し、欠陥部を開口させた後、充分に乾燥させます。
浸透液を表面に塗布し、きずに浸透させます。浸透時間は通常5~60分間放置して欠陥部に、浸透液を充分に浸透させます。
表面の浸透液を乾いたウエスで除去します。次に、洗浄液を軽く含ませたウエスできれいに浸透液を除去します。水洗型の場合は、シャワー水にて洗浄します。
現像剤を表面に塗布します。現像剤を塗布すると、浸透液がきず内部から表面に吸い上げられ、きずを拡大表示します。
現像処理により現れた指示模様を観察します。染色浸透液を使用した場合は、明るい場所で観察します。蛍光浸透液を使用した場合は、暗室でブラックライトを照射します。